鹿角市文化遺産

春先より大小の祭事が集落ごとに開催されます。ここに掲載しているものは代表的な行事で近年ユネスコの文化遺産に登録されました。

ぜひお日にちを合せ訪れてみて下さい。

大日堂舞楽

【ユネスコ無形文化遺産】

開催日:毎年1月2日

 舞楽の起源は、鹿角の総鎮主である大日堂(大日霊貴神社)が養老2年(718)に再建され、尊像の開眼供養が行われたとき、都から下向した楽人により里人に伝えられたものと言われる。大里、小豆沢、谷内、長嶺の4地区の人々により1200年余りの間伝承されてきた。

 地元ではこの舞楽をザイドウと呼び、正月2日の大日霊貴神社養老礼祭に奉納される。能衆(舞楽を勤める人)は門口に注連縄を張り、精進潔斎をして舞楽に臨む。


花輪ばやし

【ユネスコ無形文化遺産 山・鉾・屋台行事】

開催日:毎年8月19、20日

 

 花輪ばやしは市街地の東3.5キロに位置する幸稲荷神社の「祭礼ばやし」として現在に引き継がれており、この祭礼は、古くから花輪の人々の厚い信仰と共に、祭礼ではお囃子が奉納されてきました。

 幸稲荷神社の祭礼で、お囃子がいつ頃から奉納されるようになったかは定かではありませんが、伝承される曲のいくつかは江戸時代前期以前の古い時代から伝えられてきたといわれています。


毛馬内盆踊り

【ユネスコ無形文化遺産 風流踊り】

開催日:毎年8月21,22,23日

 毛馬内盆踊りは、近年、毛馬内こもせ通りで開催され起源は文献資料から江戸中期には行われていたとされています。

秋田県三大盆踊りの一つに数えられる毛馬内盆踊りは、大太鼓と笛の囃子で踊る「大の坂」と無伴奏で唄のみで踊る「甚句」のふたつで構成されています。

 毛馬内の盆踊りは情緒豊かで、かがり火を囲んで踊る輪踊りで、常に内側を向いて優雅に踊るのが特徴です。


花輪ねぷた

開催日:8月7、8日

 花輪ねぷたは藩政時代末期頃から伝わる七夕行事である。行事の特徴は、将棋の駒形をした10台の高さ5m余りある王将灯籠と、鼓面直径が2mある大太鼓にあります。

花輪ねぷたの大太鼓は、牛皮の樽太鼓で、片面に2名ずつ両面で4名が野球のバット程ある大撥を両手に持って打ち鳴らすものであり、一里四方に響き渡ると言われている。伝承曲は「七夕」と「大の坂」がある。

 

 

縄文大湯ストーンサークル

ユネスコ世界文化遺産】

大湯環状列石は野中堂環状列石と万座環状列石のふたつの環状列石を主体する縄文時代後期(約4000年前)の大規模な遺跡です。

・大湯ストーンサークル館:4月1日〜10月31日9−18時

 降雪時:9-16時

 休館日:月曜日及び年末年始

 

 

:解説は鹿角市ウェブサイト、各行事のサイトより抜粋。Youtubeリンク鹿角市生涯学習課様、許可済み